交通事故の後遺症が残り離婚になった時の慰謝料

Q、交通事故の被害によって重度の後遺障害が残ってしまいました。これを理由に離婚となってしまったのですが、加害者への慰謝料はどの程度請求できるのでしょうか?

半年ほど前のことですが車の運転中に交通事故に巻き込まれ被害者になりました。
もちろんこちらも車の運転はしていたのですが、あまりにもスピードで車の側面から突っ込まれたため重い後遺障害が残ってしまいました。
その後遺障害というのが、これからの生活において基本的には車椅子となってしまいます。
今現在でも車椅子での生活をしているのですが、このような生活に突然変わってしまったことによって、離婚を言い渡されました。
不可抗力とは言え自分の体がこのようになってしまい、これを理由に離婚したいと言われたので離婚に応じない訳にはいかず、最終的には離婚という形になるのですが今現在、事故の加害者の方との保証問題についてと配偶者との離婚問題について、同時に進めているような状態です。
交通事故による後遺症害が原因で離婚になってしまうのですが、このような場合は加害者の方に対して慰謝料はどれだけ請求できるのでしょうか?

A、弁護士に相談した上で、加害者と話し合いを持ちましょう。

上記のようなケースでは、自分だけが加害者や加害者側の保険会社と話をしていても十分な慰謝料が受け取れない可能性が非常に高いと言えます。
あくまでも保険会社や加害者というのは交通事故そのものに対しての慰謝料などしか支払わない姿勢があるため、それが原因で離婚に至ってしまうことがあってもそこまで保証してくれるとは限りません。
しかし被害者としては当然こういった部分に納得がいかず慰謝料として責任を取ってもらいたいと思うのは当然のことと言えるでしょう。
そのためこれまでにも交通事故の問題などを沢山扱ってきているような弁護士さんに相談した上で、先方の保険会社や加害者ご本人と話を進めてもらう必要があります。
保険会社が介入しているのであれば、加害者本人ではなく加害者側の保険会社との話し合いになりますが、事故の後遺症によって離婚となってしまい被害者がどれだけ精神的な苦痛を受けたのかについて慰謝料の計算を行うことになります。

この際保険会社基準で計算するよりも弁護士基準で計算した方がトータルでの慰謝料の金額が大きくなりますから、できるだけ早く弁護士さんに相談する方が良いでしょう。
またそれと別の部分で配偶者に対し、同じく不可抗力で後遺症が残ってしまったことについて、離婚を言い渡されてしまったのであればここでも離婚に応じる代わりに慰謝料の請求をすることができます。
双方を並行して進めていかなくてはならないので精神的にも大変とは思いますが、しっかりした保証が受けられるように取り組んでいくようにしましょう。
まずは加害者の方との示談に向けて慰謝料の金額についても話し合う必要があるので、こういった部分についてどれだけ保証されるのかを話し合わなくてはなりません。

当然ながら加害者側の保険会社としては可能な限り少ない慰謝料で示談を成立させようとしてくるので、こうした部分でも弁護士さんから正当な慰謝料請求を行ってもらい納得できる金額が受け取れるように、それまでは示談に応じず保険会社と話し合いをしましょう。
また、後遺障害による逸失利益についても弁護士さんがしっかりと計算してくれますので保険会社に掲示された金額よりも多くなる可能性があります。
このような部分についてもやはり保険会社は最低限の支払しかしませんから、逸失利益の対象となる期間についても弁護士さんに考慮してもらい最終的な金額を考えていくことが大切です。
泣き寝入りなどをする必要は一切ないといえるでしょう。