交通事故の示談まで時間がかかり過ぎている

Q、交通事故の加害者ですが保険会社を通しているのに示談が成立するまで時間がかかっています。こんなにも示談までには長い時間が必要になるのでしょうか?何かトラブルがあったということなのでしょうか?


僕は今から1年半ほど前に交通事故の加害者になりました。
その際被害者の方には怪我をさしてしまい、被害者の方は病院に通っていて3ヶ月ほど前に怪我の状態もほぼ治り、もうすぐで示談が成立すると保険会社の方から連絡があったのですが、今現在でもまだ示談が成立していません。
交通事故の示談というのはこんなに時間がかかるものだとは思っておらず、保険会社に全て任せていたのですが、1年半も経過していて、特に後遺症害なども認められないと言っていたにもかかわらず実際に示談が成立しないのはなぜなのでしょうか?
金銭的な部分としては保険会社が僕に変わって被害者の方に保証をしてくれているので安心していますが、示談が成立しないのは、なんとなく気分的に良いものではなくとても気になっています。

もうすぐ示談が成立すると言われてから3ヶ月以上も経過しているのですが、これは何かトラブルがあったということなのでしょうか?
詳しいことが分からず、あまりこちらからまだ示談が成立しないのかと急かしてしまうのも反省する気持ちがないように思われてしまいそうなので控えています。

A、おそらくは後遺症についての問題と慰謝料についてで被害者側が示談に応じていないのではないでしょうか。

交通事故で示談が成立しないというのは基本的に保険会社が提示した医者様に被害者側が納得していないケースと、後遺症を認めてもらうために申請までの必要期間、示談を成立させないといった理由になります。
今回のケースではまず被害者側が後遺障害が残っているかどうか申請をするために時間稼ぎをしているのではないでしょうか。
後遺障害にも様々なものがありますが、懸念される後遺障害によって検査の申請ができるまでの期間が違っています。
長いものになると、症状固定から1年が経過してからでなければ検査申請ができませんので、こういったタイミングを待っていることが考えられます。
その場合には申請をしてから、さらに検査をしてその後、後遺障害が残っているかどうかを認定することになるので、まだまだ示談までには時間がかかると思っていた方が良いでしょう。

ちなみに後遺障害の認定はその後の慰謝料の金額に大きく影響します(実際にどれくらい影響するかについては交通事故に特化した弁護士事務所【船橋シーアクト】を参照)。

また慰謝料に納得していない場合には保険会社との忍耐勝負のようになってしまいますので、どちらが先に折れるのかによって示談が成立するタイミングも変わってきます。
慰謝料の問題について、被害者側が弁護士などを立ててくることがあれば、ここでもやはり時間がかかってしまいますので最低でもまだすぐには示談が成立しないと思っていた方が良いのかもしれません。
確かに示談が成立しない以上、気分的にあまり良いものではありませんが、間違っても被害者側に対して早く示談を成立させて欲しいということは言わないようにしましょう。
質問者様もご自身で感じておられるようですが、そういったことをしてしまうと反省していないと思われたり、誠意がないと思われたりすることでイメージがよくありません。

あくまでも保険会社に任せた状態で示談が成立するのを待つしかできませんので、焦らずにできるだけ早く成立するように祈りながら待ちましょう。
保険会社が介入している以上は直接的に被害者の方に対して加害者が保証するようなことは何もありませんから、示談成立を待つのみとなってしまいます。